ATCアームの構造(メカロックと油圧アシスト機構)
ATCアームには工具を確実に把持するための機構を設けています。確実に工具が把持できていない場合、工具を高速で旋回させる際に遠心力によってATCアームから工具が外れてしまいます。これを防止する機構がアームメカロックです。アームメカロックの動作はATCアームが工具を抜き出す動作に連動して、ロックピンを打ち込むことにより、確実に工具を把持します。通常のATCアームはバネにより工具をつかむ方向に力をかけていますが、工具抜き出し動作の圧油をアーム部に連結し、バネ+ピストン力で工具把持するものを弊社では「油圧アシストタイプ」と呼んでいます。油圧アシストタイプは重量工具に対応する仕様としています。
フォークタイプアームの構造
![](https://www.kousakukikaisekkei.com/kousaku/wp-content/uploads/2020/04/技術情報テスト写真5.png)
スイングタイプアームの構造
![](https://www.kousakukikaisekkei.com/kousaku/wp-content/uploads/2020/04/技術情報テスト写真6.png)